家族信託でかかる費用は?

それぞれのケースにより金額は異なります。
おおよそですが、信託する財産1~2%前後です。

①信託契約締結にかかるコンサルティング報酬 
 家族信託契約の設計に関する、専門家への報酬です。
②公証役場の手数料
 信託契約公正証書作成のため、公証役場へ支払う手数料です。信託財産の価格に応じて算定されます。(数万円~数十万円)
③不動産登記にかかる登記手続報酬
 不動産が信託財産とされた際の、司法書士への登記手続報酬です。
④登録免許税等
 不動産登記の際にかかる登録免許税です。固定資産税評価額の0.4%が登録免許税となります。

費用を考える場合に、同じ効果としてあげられる成年後見を利用した際の費用と比べてみてください。
家族信託は、実行する場合、初期に費用がかかります。しかし、成年後見になった場合の費用と手間を考えると、決して高すぎるということはありません。この点は以下でも詳しく記載しておりますので参考にしてみてください。