受託者が複数の場合、財産管理方法はどう行いますか

受託者が複数の場合、原則として財産管理に必要な意思決定は多数決によります。
しかしながら、役割分担して複数の受託者に財産管理を任せたい場合には、多数決だと実務上物事が決まらなくなってしまうおそれがあります。
その対策として家族信託契約において各々の受託者に役割分担を定めておくことで、役割分担に応じてその受託者が単独で意思決定をすることができるようになります。